きよさんの梅干しで①~煎り酒~

齢90と数年の今は寝たきりの祖母きよさん。

彼女が漬けた梅干しや梅シロップが数年前発掘され、引き取り手がいないため、私がいただいてきた。大きな瓶に入った黒っぽい何かという感じだったからかな。

正直わたしも若干引きぎみだったけど、私が断ると捨てられそうだったので。

漬けたのが平成一桁だったり昭和だったりするので色も黒っぽいし何より、塩吹いてしょっぱいのでそのままでは食べられない。兵糧ですかっ?という感じ。

でも、ものすごい肉厚だったり、丁寧に一粒ずつしそで包んであったりして、それを作った時の祖母を思うと、処分もできないし、災害用に備蓄でもと思ったけれど、きっと半永久的に無くならず、私自身の遺産になりかねない。大正生まれのひいばあちゃんが作った代々伝わる梅干し…ありがたくないな。梅干しといえどもさすがにかわいそうだな。

塩抜きして味をつけなおしておばたちにもあげてみたのだけれどそうそう喜ばれない感じ。食べきれる量でもない感じ。

私が元気なうちに加工してきれいに食べきろう!と思いつつ、どうしたもんじゃろと考え、

今日は煎り酒にしてみた。酒と言っても飲むものではない。

煎り酒とは、酒に鰹ぶしと梅干しを入れて煮詰めて濾したもの。醤油が登場する前に使われていた調味料だとのこと。江戸時代の料理書に載っているらしい。酸っぱめの白だしというところだ。

まず、酒に昆布と梅干し(今回はカピカピになって塩が再結晶しているしそ巻梅干しを使用)を浸しておき、時間が経ったら梅干しをほぐして火にかけ、沸騰したら鰹ぶしを加えて弱火で15分くらい煮る。

冷めたら絞りながら濾して出来上がり。

冷奴、湯で野菜、そうめんなどにいけそうだ。油を加えてドレッシングもいいな。

梅干しはまだまだあるのでこまめに作るか。先が明るくなってきた~!ばあばの梅干しは無駄にしないからね~。何の恩返しもできなかったけど、これでもいいかな?


カサカサに絞った昆布・鰹節・梅(種は絞った後に取り除く)を別の鍋に戻し、少しの水と砂糖・醤油を加えてちょっと煮たら、梅びしお風のごはんのお供ができた。見た目は地味だがこれは禁断の、ごはんが進んでしまう危険な味だ。残ったのは種だけだ良かった。

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2コメント

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  • いなだれいこ

    2016.06.13 13:23

    @dereyokeコメント第一号です!ありがとうございます!がんばっちゃって息切れしてしまうといけないので、心を熱くしたまま続けたいと思います!励みにさせていただきますね。
  • dereyoke

    2016.06.13 11:21

    ステキなブログですね^-^ 「お優飯」優しい&おいしそうです! 講座も待ち遠しいですね! 「介護」をしている側の方のケアは、本当に必要だと思います。 ぜひぜひ、始めていただきたいです。 これからもちょくちょくおじゃまいたします^-^